ANSWER


学校への人気の多い道を歩いていると

「やっほー!!紗代おっはよー♪」

あたしのトモダチが後ろから抱きついてきた

「あァ、おはよう愛」

まあ俗に言う表面上だけの友達ってやつだ
ってあたしが何を考えてるか知る由もなく愛は横で昨日のテレビのことや彼氏との喧嘩のことやらいろいろ話している

愛と話しながら学校へ向かい
数人のトモダチと挨拶をかわし
教室へ入る

ガラガラガラ
教室のドアを開けると何人もの鋭い目線があたしに向けられて
数秒後に笑顔に変わる

「なんだァ紗代かー」
「愛もいるよん♪」
「てっきりブス葉北かと思ったよーvV」
「失礼なぁ…」

ドアを開けた主があたしと愛だとわかりクラスの奴らはまたいじめられっ子の葉北真由の悪口を言い始める

葉北真由は勉強が出来て人見知りな奴で
それが気にくわなかったとゆう理由で虐められてる

「なにが楽しいんだよ…」
あたしがボソっと言うと
「え?なんか言った?」
愛が反応し、それとほぼ同時に教室のドアが開いた

ドアの方を見ると葉北真由がいた

みんなが葉北真由を確認すると同時に葉北真由への中傷攻撃が始まった

「なんで学校きてるのぉvV?」
「ここのはあんたの席なんて無いのにぃ」
「ブスは帰れよ」

そんな言葉達を無視して葉北は自席についた
あたし的に葉北はかなり可愛いと思う
とゆうか間違いなく語尾延ばして男に媚びてばっかの厚化粧のあいつらよりは可愛い

それでも葉北真由を助けないあたりあたしも奴らと同類とゆうことなんだろうな…

 
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