緋色の奇跡
「私、昨日寝たの6時なんだけど……」
『それって本当に昨日の?今日の、の間違いでしょ~』
「あー、今日の6時ね」
疲れながら返事を返していると、彼女は『わぉ!』と感嘆の声を受話器の向こうで上げた
『また寝れないでいたんでしょ??もう3年前のはな……』
「それは関係ない。……ただの勉強よ」
変な沈黙が流れてしまった
沙良相手に、私は何回こんな事をやってきたのだろう
その沈黙を破ってくれるのは、いつも彼女の方
ずっと傍にいてくれて、何だかんだで私を支えてくれている
私の大切な人
『うわぁ~あんま頭使い過ぎると、ハゲるよ?』
ただその返しが上手すぎて、向こうは気を使ってるのか何なのか、不明
「あのさぁ~そう言う事……」
『と言うわけでさ、遊びにいこっか♪』
『それって本当に昨日の?今日の、の間違いでしょ~』
「あー、今日の6時ね」
疲れながら返事を返していると、彼女は『わぉ!』と感嘆の声を受話器の向こうで上げた
『また寝れないでいたんでしょ??もう3年前のはな……』
「それは関係ない。……ただの勉強よ」
変な沈黙が流れてしまった
沙良相手に、私は何回こんな事をやってきたのだろう
その沈黙を破ってくれるのは、いつも彼女の方
ずっと傍にいてくれて、何だかんだで私を支えてくれている
私の大切な人
『うわぁ~あんま頭使い過ぎると、ハゲるよ?』
ただその返しが上手すぎて、向こうは気を使ってるのか何なのか、不明
「あのさぁ~そう言う事……」
『と言うわけでさ、遊びにいこっか♪』