兄の好きな人 第二部
「裕子…。あの…それって兄貴として…」
「違うよ。
お兄ちゃんのこと
男の人として好きなの」
「っ」
あ…
ヤバい
目頭が熱い
「お兄ちゃんがいなくなって…
ずっとずっと私寂しかった。
兄がいなくなったからじゃないよ。
好きな人がいなくなったから寂しかったの」
裕子の声が
俺の体の染み渡る
「違うよ。
お兄ちゃんのこと
男の人として好きなの」
「っ」
あ…
ヤバい
目頭が熱い
「お兄ちゃんがいなくなって…
ずっとずっと私寂しかった。
兄がいなくなったからじゃないよ。
好きな人がいなくなったから寂しかったの」
裕子の声が
俺の体の染み渡る