兄の好きな人 第二部
電車の中でそんな幸せで馬鹿みたいな会話を俺達は楽しんだ
裕子とこんな風に話せるようになるなんて
触れられるようになるなんて
夢みたいだ
身体の芯からトロトロに溶けていってしまいそうだ
死んでもいいけど
死にたくない
もう言葉じゃ言い表せないくらい幸せだった
裕子とこんな風に話せるようになるなんて
触れられるようになるなんて
夢みたいだ
身体の芯からトロトロに溶けていってしまいそうだ
死んでもいいけど
死にたくない
もう言葉じゃ言い表せないくらい幸せだった