兄の好きな人 第二部
由美の凛とした声が響いた
「何となくわかってたよ…。
裕也が前の人を忘れられてないこと…。
けど私は裕也のことが誰よりも好きなのっ。
お願い…。別れなくなんかないよ…。」
由美は今にも泣き出しそうだった
「由美…。俺は…そんな由美に思ってもらえるような人間じゃない…。最低な男だ…。
由美のこと
裕子の身代わりにしようとした…」
「何となくわかってたよ…。
裕也が前の人を忘れられてないこと…。
けど私は裕也のことが誰よりも好きなのっ。
お願い…。別れなくなんかないよ…。」
由美は今にも泣き出しそうだった
「由美…。俺は…そんな由美に思ってもらえるような人間じゃない…。最低な男だ…。
由美のこと
裕子の身代わりにしようとした…」