兄の好きな人 第二部
「もしもしお兄ちゃん?。あのねっ…今日ね」







俺と裕子はあの日から毎日夜の電話するようになった






その日あったことをただ話すだけだけど





すごくすごく満たされる







「お兄ちゃんは今日バイトないの?」







「うん今日はないよ。」





「お兄ちゃんバイト先でお客さんに声かけられたりしてるんじゃない…?



やだょぉ。やだやだ」





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