兄の好きな人 第二部
裕子は元々俺の一部だったんじゃないだろうか
そんな馬鹿な考えが生まれるほどに
俺は裕子とひとつになりたかった
離れていることが
不思議だと思うこともあった
異常だとわかってても止められなくて
そんな馬鹿な考えが生まれるほどに
俺は裕子とひとつになりたかった
離れていることが
不思議だと思うこともあった
異常だとわかってても止められなくて