sweet love

亮さんのいもうと

『梓依!今日学校は!?』

『休むぅ~』

『は!?駄目!!』

今日は行きたくないの!

お姉ちゃんには女心ってもんがわかんないの!?

『はいはい。元気だから行ける!』

お姉ちゃんに無理やり起こされて結局学校…

『梓依?どうした?』

『別に…』

ただあたしが不機嫌なだけ…

だって!あたし馬鹿なんだもん!

亮さんはあたしのことを特別に思ってんのかと思ってたのに違うことに昨日気づいた!

ただの妹だよ?
あたしは妹の響きに自惚れてただけだったんだ。

『柊。今日当番!』

言い方がいつもキツイ!

『し…知ってるから!!』

『あっそ…』

ムカつくこいつは同クラスの斎藤 翼。

『斎藤いつも柊だけには冷たいよな~』

クラスの男子がからかった

『はぁ?何であたしだけなわけ!?』

『要するに翼は柊が好きなんだろ?』

『はぁ?誰がこんなチビ!?』

『そういうあんたもチビじゃない!』

なんやかんや言い争いになってしまった。

でも、さっきずっときもちが軽くなったきがした。

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