sweet love
塾の帰り道。

ガラガラ!!
雷なってるし!

『かなりやばい!』

傘忘れたし…電車まぢ遅れそう。

ザーザー、

走るしかない!

そう決意した。

雨の中ズボンの裾を折って準備完了。

はぁ…ため息をつき

準備ばんたん。

よし行こう!

走り始めたとき後ろから車がきてライトをチカチカ。
誰?

『り…亮さん!』

亮さんは助手席のドアを開けると手招きした。

梓依は助手席に座った。

『亮さん車持ってたんですか?』

『うん炅でも車はあんまり使いたくないんだけど…今日は仕方なく。』

仕方なく?
何で?

『芽依ちゃんに梓依を迎えに行けって電話きたから。』

お姉ちゃん!!

でもわざわざ亮さんがあたしを向かいに来るとか嬉しくない?

『あ…あたし…』

梓依は隣にいる亮さんを見つめた。

『そんな可愛い顔してるとキスしちゃうよ.』

き…キス!?

いや…亮さんとならかぁぁ!!

自分が思ったことに赤くなっちゃうし…

『梓依・なんか顔赤いよ?』

『ふぇ!!??だ…大丈夫.』

かなり焦るし…

『そ…。じゃあ帰りますか炅』

亮はエンジンを付け車を発進させた。
< 8 / 15 >

この作品をシェア

pagetop