60億人の自分

2人目

「核シェルターに住んでいる並行世界の自分」より


2009年1月26日

手紙をもらいました。宇宙に住んでいる並行世界の僕。
君は、景色があるけど、俺は景色が無い。
何せ、核シェルターだからね。地下の周囲にある土しか見えない。
たまに、ありとかの冬眠している姿が見受けられる。
虫嫌い、昆虫嫌いは、必見する価値なしだぜ。
それが景色みたいなものさ。背景みたいなね。
たまには、シェルターから顔を覗いてみようかな。
まあ、モグラみたいに叩かれるのだろうけど。
レター終了。

どこかの世界の自分へ
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