執事と羊



首元を確認すると、
丁度いいくらいに見えていた。





「相手って......宝井さん?」



「/////////////」



体温上昇中。




「こっちも?」



そう言って指さしたのは
羊が付けたキスマーク。



「あぁ.....これは...違う....」











「もしかして、お兄ちゃん?」





図星だけど、
中々言い出せない。



事実を知って柚はどう思う?
あたしを軽い女だって思う?
軽蔑する?


全部、不安な気持ちの塊。


羊だって言って傷つかない?
< 141 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop