執事と羊





あたしは、あの日にあったことを
柚に話した。



宝井さんのことも....


全部......全部.....









「それって........美優は宝井さんに
恋してるとしか言えないよ?」




全て話し終わった時に
すぐ柚に突っ込まれた。




「恋?......誰が?誰に?」



「だから、美優が宝井さんに!!!」




...........分からない。



羊の事を同時に
宝井さんのことでも頭を悩まされている。



首元に付いた
2人のキスマーク。




「.......執事だし.....」




「そんなの関係ないでしょう?
恋に障害は付きものなんだよっ!!!」



< 143 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop