執事と羊
密着?
自分から!?
「むり!!」
「やらなきゃ、お兄ちゃんに言うからね?」
「へ?」
「宝井さんに新しいキスマーク
付けられたこと。」
ゾクッ.....
寒気がした。
ものすごく...寒い風があたしの頬を
霞めていった。
「分かった?」
「はい。」
柚の気迫に負け、
なくなく提案を許可してしまった。
本当にやらなきゃいけないの!?
逆に、引かれたらどうしよう.....
「心配しないで?
多分、大丈夫だから。」
多分じゃ当てにならないよ〜....