執事と羊






「ひゃい!!!!!」



気がつけば、宝井さんのドアップ。



「ぷっ....なんですか?
その変な返事は?」



口角を緩ませ、
いつもの堅苦しい表情からは
想像出来ない程の
少年のような笑顔。



あたしは宝井さんの笑った顔に弱い。




「宝井さんって笑うと可愛いですね?」



カチンッ........



何か音がしたような......






「美優お嬢様、パーティーは
あと、2日後なんですよ?


基本のホールディングもままならない
ようですと、みっちり........






調教しなければなりませんよ?」





ワタシ、ヘンナコトシタッポイデス。
< 148 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop