執事と羊
「ひゃい!!!!!」
気がつけば、宝井さんのドアップ。
「ぷっ....なんですか?
その変な返事は?」
口角を緩ませ、
いつもの堅苦しい表情からは
想像出来ない程の
少年のような笑顔。
あたしは宝井さんの笑った顔に弱い。
「宝井さんって笑うと可愛いですね?」
カチンッ........
何か音がしたような......
「美優お嬢様、パーティーは
あと、2日後なんですよ?
基本のホールディングもままならない
ようですと、みっちり........
調教しなければなりませんよ?」
ワタシ、ヘンナコトシタッポイデス。