執事と羊





「ちょ、調教とは........本気ですか?」



どんどん自分の顔が
青冷めていくのが充分分かる。



「本気です。
調教するまえに、しっかり覚えて下さいね?


美優お嬢様?」





「もちろんです!!
今日から生まれ変わりますから!!」




調教なんかされたら
たまったもんじゃない。


宝井さんの思惑通りにいかせない!
と、変な対抗心が出てきて
急にダンスをしっかり練習した。



ーーーーーーー............






「疲れた...........」


もうヘトヘト....
足も腕もパンパンだよ。



なのに宝井さんは


「美優お嬢様、体力をもっとつけた方が
良いと思いますが.......」



汗1つかいていない。
しかも息も乱れていない。

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