執事と羊
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「おかえりなさいなせ。美優お嬢様。
迎えの準備がでています。」
授業終了のチャイムと同時に
宝井さんが迎えに来た
早い.........
「ありがと、でも早すぎない?」
「お嬢様の身の安全を確かめたかったからです。」
そんなブルーな瞳で見つめられたら
嫌でも「うん」と言ってしまいそう
その瞳に吸い込まれて、
もう二度と戻れなくなるくらいに......
「お嬢様、帰りましょう。」
「はい。」
最後は宝井さんのペースにのまれ
あたしは帰宅
車の中で宝井さんは
「今日はどうでしたか?」
って聞いてきた。