執事と羊
「なんですか?その....役割って。」
お父さんからは執事だってことしか
言われてないし、
その他に何があるっていうの?
「それは、まだ言えません。
時がくれば、教えることができます。」
「そう。」
「で、お風呂は....?」
「入りますよ。
入らないともっと危ないことさせそうですから。」
あたし的に嫌味たっぷりに
言ってあげた。
一応、主なんだから
少しぐらい上から目線もいいでしょう?
「かしこまりました。
準備は全て整っておりますので
ゆっくり入られて下さいね?」
怖いくらいの笑顔に
圧倒されながらも
あたしは、まだ余裕の表情を浮かべ
「あ、ありがとう。
じゃあ、出てっていいわよ。」
「はい。失礼します」
ふぅ〜.....
なんとか、一人になることができた。
さてと、もう少し課題やってから
入ろう....