執事と羊
「た..からいさんは.....その〜
私のことを...す、好きなんですか!?」
結果なんて気にしないと決め
思い切り大きな声で聞いてしまった。
自分で言って恥ずかしくなるとか
かなり重傷?
「言って欲しいですか?」
「へ?あっ、はい////」
「.....じゃあ目を閉じて下さい。」
「目?なんでですか?」
「面と向かって言うのは
恥ずかしいので、目を閉じていただけたら...と思い」
宝井さんでも恥ずかしくなること
普通にあるんだ。
あたしはそっちのことに気になって
すんなり快諾してしまった。
そう、宝井さんが狼だってこと
忘れていた。