執事と羊




「た..からいさんは.....その〜
私のことを...す、好きなんですか!?」



結果なんて気にしないと決め
思い切り大きな声で聞いてしまった。



自分で言って恥ずかしくなるとか
かなり重傷?




「言って欲しいですか?」



「へ?あっ、はい////」



「.....じゃあ目を閉じて下さい。」





「目?なんでですか?」



「面と向かって言うのは
恥ずかしいので、目を閉じていただけたら...と思い」



宝井さんでも恥ずかしくなること
普通にあるんだ。

あたしはそっちのことに気になって
すんなり快諾してしまった。












そう、宝井さんが狼だってこと
忘れていた。
< 194 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop