執事と羊
「大丈夫、大丈夫!!
危なくなったら大声で呼ぶから。」
できるだけ心配かけたくないんだよね。
羊のことは......
大事な友達だって思ってるし
家族のような関係だもん。
「はぁ.......心配で仕事になりません...」
もうすぐ、その悩みの種も
減るから安心して?
「じゃあ、行ってくるね?」
「はい、いってらっしゃいませ。
お迎えにあがるので、教室にいてくださいね?」
「はい。」
龍夜と教室で分かれ、
あたしは教室に入った。
「美優〜おはよ〜!!」
「うん、おはよう♪」
柚はいつも通りだ。
少し安心した。