執事と羊
あたしは未成年だし、
子供だし、
色っぽい大人の女性でもない。
でも、それで龍夜はあたしを選んだじゃないよね?
きっと、自然に好きになって
くれたんだよね?
あたし信じちゃうから。
色っぽい女性でもないけれど
あたしの全部龍夜にあげるから.....
「あたしも.....」
「美優..」
深い口づけをした。
ここにいるって存在を確かめるように
このネックレスのように
あたしの『好き』って気持ちが
輝いているように.....
何度も角度をかえながら
お互いを確かめあう。
「....す…き...」
呼吸をするたびに好きといった