執事と羊
13.執事 約束



ーーーーー........



「ん.....」


あたしは、いつものベットの感触の
違いで目を覚ました




ここは..........




そうだ...龍夜の部屋だ



「龍夜?」



「..................」


返事は返ってこない


って...当たり前だよね。



龍夜の黒いベット




あたしと龍夜の最後の思い出の跡



シーツは淫らに崩れていている。



自分の手でシーツを触ると
あったかい...




でも、これはあたしの体温



1人分の暖かさ....



龍夜の温もりじゃない。




< 376 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop