執事と羊
13.執事 約束
ーーーーー........
「ん.....」
あたしは、いつものベットの感触の
違いで目を覚ました
ここは..........
そうだ...龍夜の部屋だ
「龍夜?」
「..................」
返事は返ってこない
って...当たり前だよね。
龍夜の黒いベット
あたしと龍夜の最後の思い出の跡
シーツは淫らに崩れていている。
自分の手でシーツを触ると
あったかい...
でも、これはあたしの体温
1人分の暖かさ....
龍夜の温もりじゃない。