執事と羊
料理が届くまで、
皆色んな事を話している
こうやって、合コンに行って
恋人になる人っているの?
あたしは傍観者で
皆の様子をアイスティーを飲みながら見ていた
「ねぇ、隣座ってもいい?」
ふいに声をかけられ
後ろを振り向くと、クール系男子だった
名前何ていったっけ?
そんなに真剣に聞いていなかったもんだから
名前すら覚えていない。
「楽しい?」
「はい?」
「合コンに来たくなかったって
顔してるからさ?」
そんなに酷い顔だったのかな?
でもまぁ、事実なんだけどね
全然楽しくもないし、
かえって時間の無駄っていうか....
「俺も。」
「はい?」