執事と羊
「正直、もう嫌われちゃったのかと思った。
龍夜を好きなのに違う人と...
だから、本当はあたしが龍夜を
好きでいる資格なんてないんだよ?
かっこわるくてもいい。
ただ、傍にいて欲しい....」
「当たり前。
じゃあ、部屋に入るか」
あたしの手をとって
マンション内に入り
特殊な装置を使って
認証してエレベーターに乗った
「セキュリティーに関しては
日本で一番だから安心して」
「うん。」
誰にも邪魔できないよね?
これだけセキュリティーが
万全だと。
最上階の33階は着いた途端
広い廊下だった
「俺達の部屋が正面で
ゲストルームが右の奥
あとは、まぁいろいろ?」
とにかく広いということだけは
分かった