執事と羊



「俺達って色んな人達に支えられてるよな。

友人と親戚くらいしか呼んでいないのに

俺達の周りには沢山の大切な人がいる。



その人達への感謝、忘れないようにしような?」



「うんっ」


そうだよ.....


辛い時は友達がいて


両親がいて、龍夜がいて .....




龍夜と出会って5年


自分だけで解決してきた問題なんて
1つもないよ


必ず、誰かの手をかりて

一歩一歩歩んできた



でもそれは、今までじゃなく...


これからもきっとそう


あたしだって、皆誰かの手をかりて


生きていくんだよね......



出会えたことには何かしら意味があって


助けたり助けられたり.....


あたしは、そのことを


これからも忘れない
< 476 / 536 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop