執事と羊
「う〜ん....いいよ!!
じゃあ今日だけは宝井さんって呼ぶ」
出会った頃のように...
「はい。ありがとうございます」
龍夜の最後の執事だから
ーーーーー.....
ホテルに着き
龍夜はさっそく車のドアを開けてくれた
嬉しいようなちょっと慣れない
気持ちで混雑している
「美優お嬢様、足下を気をつけて下さい」
「はい..」
なつかしいな.....
思い出に浸りながら
泊まる部屋のカードをもらい
エレベーターに乗った
「美優お嬢様、
私の後についてきて下さいね?」
「うん....」
龍夜は今どんな気持ち?
あたしとの思い出、思いだしてくれている?