執事と羊


着替えたことには着替えたんだけど


バスローブだから
何故かスースーする


着慣れているはずなのに
変に力が入る



そして、震える声で



「あ、上がったわ....」


これで精一杯...



「では、私も入ってきてもよろしいでしょうか?」



「うん...」


龍夜は何事もなかったかのように
バスルームに行ってしまった



ふぅ......緊張したぁ



今日の疲れもあって

だんだんと目が重くなってくる


起きてなきゃいけないのに
睡魔には逆らえないのが人間



ベットに横になり

とうとう目を閉じようとした瞬間







「まだ寝るのは早いですよ?」


「ひゃっ////」
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