執事と羊


「美優お嬢様、捜しましたよ。」


後ろからある声が.....



「あっ、宝井さーん!!」


あたしよりも先に柚が
返事をした


「どうしたの?」


「お帰りになる時間です。」


もうそんな時間?

壁時計に目をやると
時計の針は6をさしていた




もう少しで今日の分は終わるんだけどな



「あと少しだけ残ってては駄目?」



それに柚1人にやらせるなんて
そんなことできないよ。


目で訴えて宝井さんに頼む




「...私が手伝うという条件をのんでいただければ
よろしいですよ。」



眉を少し下げた宝井さん


良かった..


「じゃあ、急いで終わらせちゃお?」



「うん」


カフェを出てまた教室に戻った
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