執事と羊




「紹介する。
彼は美優の専属執事だ。


名前は宝井 龍夜(リュウヤ)くんだ。」



「初めまして、美優お嬢様。
私のことは宝井とお呼び下さい」


向かい合う姿勢で座っていたから
目がバッチリ合う


「あと、彼はハーフだから。」



だから、目の色がブルーなのね。
カラコンだったら、
笑っていたところ


なんせ、物凄く似合っていたから


「お嬢様、これからは私が
おつきいたしますので
なんなりと申しつけ下さい。」


「.....はい/////」



ブルーの瞳で見つめられたら最後


あたしは執事を受け入れることに
なってしまった。



「では、早速美優の部屋を案内しよう
メイドに任せてあるから
それに従ってくれ。」




「かしこまりました。」


「ほら、美優も行きなさい。」



「あっ、はい。」



お父さんに言われるまま
部屋を出た...



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