執事と羊












「お帰りなさいませ、お嬢様」



「キャア//////」




なんで、文化祭で龍夜が執事をやらないと
いけないのよ〜


お客さんに笑顔を振りまく龍夜



あたしの執事なのに.....



他の女の子に執事として
話している姿に嫉妬した


同じ空間にいれることは嬉しいけど
なんだか、胸の奥がモヤモヤする




仕事に集中しないとっ!!


自分の感情をしまいこんで
"メイド"になりきった



「ご主人様、注文は何ですか?」



「じゃあ、アイスティーで」



「かしこまりました」


龍夜とは一言も話していない


同じ場にいるのに....遠く感じる
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