執事と羊



「変じゃないわよ....多分」



いや、多分じゃなくて
確実に変だと自分でも分かってる


「俺達、次だ」



いつの間にかあたし達は
列の始めのところまで来ていて
順番は次だ。



「次の方どーぞ」


係の人に呼ばれ、
前に移動した



「たこ焼き、1つ下さい」



「はい、500円です」


お金...


あたし、置いてきちゃった!!


「りゅ「俺がちゃんと持ってるよ」



あたしが何を言いたいのか
察知したのか先に言葉を発した




「あ、ごめん」



「これくらいオレに買わせてくれない?
500円だから、全然大丈夫。」



苦笑して係の人にお金を渡した



「はい、どーぞ」
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