執事と羊





「りゅ....ぁ.....」



酸素が足りない


それでも龍夜はキスを続ける


あたしは龍夜の胸を叩くけど
キスされている今そんな抵抗も虚しく
簡単に手を掴まれてしまった



「他の男がどんな目で美優を見てたか
知ってた?」



やっと唇が離れたと思ったら
急に口を開いた龍夜


どんな目?


あたし、全然気にしてなかったから


わかんないよ


「わかんない.....」



素直に言うと


「ヤッパリ.....」

軽くため息をついた


「美優は気付いてなかったもしれないけど
男は皆狼なんだよ。


だから、メイドになるの禁止」


分かった?
っと返事を求められ
唖然としたまま頷いた


これって.........


ヤキモチ?
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