明日、晴れの日



黄緑色に輝いていて。

お母さんは何でもしてくれる。


携帯が欲しい。
ゲームが欲しい。
本が欲しい。
マンガが欲しい。
パソコンが欲しい。


何でもしてくれた。

いっつも



「明日香がゲンキでいてくれるなら何でもするから」



いっつも…いっつーも。
こんな事を言って私を笑わせる。

私は言ってしまえば裕福だ。

なのに…なんでだろう?
私って…



「明日香…?」



急に声が変わったのが分かった。

おずおずと…。

良い話じゃないことは聞いて分かる。




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