明日、晴れの日

偉大な存在




「じゃあ、お母さんでていくから!」

「はーい!」



栄一がゲンキよく返事をした。

返事…。
私もしたいなぁって…

なんか思ってしまった。
17年間ガマンしてきたコトなのに…。




何故か…


耐えられなくなっていた…



涙が出て…



でもたった一粒の涙




私は手でその涙をいそいでぬぐった。
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