アイドル彼女【続編】
「何怒ってんの?」
「怒ってなんかねぇよ…いいから出ていって。」
布団の小さい隙間から静香の表情を見つめた…
すごく哀しい顔で…
今にも泣きそうな潤んだ瞳。。
俺は、別に…
「怒ってるじゃん…なんで?あたし…陸に怒らせるようなことした??」
お前を傷つける意味で言ったんじゃねぇよ…
「…怒ってないって言ってんだろ?」
俺は、ベットからおりて静香の前に立った。
「嘘だよ…怒ってるもん…。。あたしが悪いんでしょ??」
静香が悪い??
それもあるな。。
「んじゃ、自分が悪いって思ってるなら…俺に隠してること、全て言いなさい。」
潤んだ瞳を捕えながらそう言った。
静香は、下を向き…
少したってから口を開いた。