アイドル彼女【続編】




「なんで、そんなこと聞かれないといけないの?逆に、俺が聞きたいし。」


と自分のハンカチで静香の涙と鼻水を拭きながらサラサラな静香の髪に触れた。

「……ぁたし…りくのこと大好きだよ…?もちろん、他の男の人なんてすきにはなんないよ?だから…」


「……もう…いいよ。」


ギュッと静香を抱き締めると


「ふふっ」


と静香はバカッぽく笑って俺の背中に腕をまわすと


「…陸、大好きだよ…」


俺の耳でそう囁いた。


もう、それで俺は今まで我慢してきたことを一気に解放された途端に強引に静香の唇を奪った。




んま、てっぺんに辿り着くまで我慢出来なかったみたいだけどね。




< 117 / 120 >

この作品をシェア

pagetop