アイドル彼女【続編】
「ん…っ。陸…」
甘い甘いキスの最中に俺の名前を呼ぶ静香の声を絶対に忘れないと耳にやきつけた。
観覧車の中で久々に交したキスは、とても甘くて
また一生忘れられないキスにもなった。
それに俺の嫉妬からはじまったこの物語りは、
俺にとっても彼にとっても静香にとっても、いい思い出になったことだろう…
俺だって、嫉妬はするんだってよーく静香にも伝わったと思うし…(多分)
まぁ、そのせいか静香は俺に嫉妬させるのが楽しいみたいで龍平からのオファーをすんなりとOKしてしまった。
最悪だよな?
もうそれで俺は、その静香のデビュー作となる雑誌が発売してからずっと静香の隣から離れてねぇけど…
ま、いいよな?