アイドル彼女【続編】
――《白石陽助?あぁ。いるよ。。お前がレコーディングしてる近くのファミレスで働いてる。》
俺はベットの上で大の字状態で携帯の受話器から聞こえる裕也の声に耳をすました。
《んでも、陽助はいい奴だぜ?だからアイツは静香に手を出すような奴じゃねぇよ。。》
「例えソイツが手を出さなくても、俺は不安なんだよ。お前みたいに身近に静香の所にいないわけだし?」
俺は、天井を見つめながら聞こえるか聞こえないくらいの小さい声で言った。
《大丈夫だって。。なんかあったら、俺がなんとかするし!!な?》
なに気取っちゃってんの…?
「俺はお前を信じるようなバカじゃない。。つか、お前やくにたたねぇよ。」
笑いながら言うと、裕也は完璧にスネて
《わかったよ!!静香になにがおこっても俺は助けない!!》
ガキかよ…