アイドル彼女【続編】
嫉妬
―裕也―
「ねぇ?陽助君って車乗ってんの??」
「あぁうん。。そうだよ。今度乗せてあげようか?」
なんなんだ……
このバラ色が漂う感じの空気は……
「えっ本当ッ!?乗せて乗せてぇー♪」
「俺も乗せてなー」
休憩時間小さな個室の中で三人仲良く腰かけながら話していた。
「おう。いいよ」
柔らかく笑う彼をとても憎めない…
「やったぁ!!」
可愛くハシャぐ静香を見つめる陽助の姿も憎めない…
「ねぇねぇ!そうと決まればさ、三人かもう一人誘って遊園地行こうよ♪」
急に一人立ち上がる静香を二人して見上げた。
「遊園地??」
…いいのか?
「えっ…でも、…」
「大丈夫♪別に、陸に黙ってたって平気だよ!!」
はぃ??