アイドル彼女【続編】
「は?知らねぇ??何ふざけたこと言ってんの?」
「ふざけてねぇよ?つか、なんで怒ってるわけ??俺悪いことなんもしてませんけど?逆にお前が悪いことしてんじゃん。」
俺が立ち上がると静香は、すぐに目線を反らした。
またそれに苛立って此処がレストランなのも忘れて乱暴に静香を壁に追い込んだ。
「…何その格好。お前に全然似合ってねぇじゃん。。」
似合ってるよ…
正直に言うとだけど。
今の俺は、苛立ちしか頭ん中にないから…
そんなハズいこと言えない。。
てか、…いつもの俺でもあまり言わないっか?
「に、似合ってないなんて…最初っから分かってるもん。。」
潤んだ瞳で俺を睨む静香。
でも、今の俺には通用するわけがない。。
「自覚してんだったら着んのやめたら?」
俺の苛立ちは、ピークを超えた時
ポンポンッ…
と誰かに肩を叩かれた。