アイドル彼女【続編】
「おめぇ、なんなんだよ!」
「おい。陸…、それに陽助。。お前ら言い合うなら外でやってこい。」
メニュー片手に呆れた裕也が俺達の前に現れた。
「裕也…」
「たく、迷惑だよ。お前みたいな客はよぅ。」
ポンと、俺の頭の上にメニューを置いた裕也は俺の後ろにいる静香に
「静香、お前は戻ってろ。。それと店長に“俺と陽助は、迷惑な客と戦ってくる”って伝えておいて。」
なんじゃそりゃ。。
と、思いながら大人しく聞いていると静香に腕を引っ張られた。
「んぁ?」
「メニュー返して。それと、怒って陽助くん殴んないでよ?」
「はぁー。。わーかったよ。」
俺は、ため息を一回ついてから頭の上にあるメニューを取って静香に渡した。
静香は、それを受け取るとそのまま去って行った。