アイドル彼女【続編】
「しょうがないじゃん?つか、暇よりいいでしょ?」
ニヤけてると龍平は、俺を睨んだ。
「調子こえるのは今のウチにしとけよ?」
そう言って
ブォォンッ
と、さすが!とまた実感させられるかっこいいエンジン音を鳴らすと
最後に…と、
「明後日、静香ちゃん連れて来いよ?じゃなきゃ俺クビだから。んじゃ!」
その言葉を付け加えるとそのままかっこよく去って行った。
ピュー
生暖かい風が、俺だけ一人孤独に立っていることを実感させてくれた。
「…言われなくたってそうするっつうの。」
静香以外の
女なんてまっぴら
ごめんさ。