アイドル彼女【続編】
「…んで?どうなんだよ。」
掌に顎をのせて肘を膝においた体勢で陸は、チラッとあたしを見た。
「…本当は、面倒だけど…まぁ陸の為だし?それにあたし以外の女に陸を触れさせたくないし…いいよ?やってやっても。」
ってしかいしにちょっとかっこつけて言ってみた。
我ながら…
とても似合わない…。。
「…なんかムカつく、上から目線とか。」
陸は、あたしの髪をぐちゃぐちゃにしてそのままあたしを抱き締めた。
力強く……
「…んでも、可愛いから許す。」
ギュッ
陸の服を摘んでた指に力が入った。
可愛いのは、
どっちだよ…
「…もしかして…陸ってM!??」
ガバッ
と顔を上げると陸の顔が目の前に合った。
「うわぁっ!!ちょっと顔近すぎー!!」
「んぁ?」