アイドル彼女【続編】
「おつまみくらいいいじゃん。陽助さんのケチ!!」
頬を膨らませて口を尖らせる可愛い栞ちゃんに
何故彼氏がいないのか、不思議で堪らなかった。
「そんなに可愛いくせに何で彼氏つくんないの?」
気づいたらそう口にしていた。
「べ、別に可愛くないし!///それに、好きな人いるし。。」
照れる栞ちゃんの頭を撫でながら整ってるサラサラボブヘアーをぐちゃぐちゃにした。
「ちょっ!!」
栞ちゃんは、俺の手を払うとぐちゃぐちゃになった髪を鏡を取り出して確認した。
さすが、今時の女の子。
数秒前までぐちゃぐちゃだったボブが今ではもと通りに綺麗に整えられていた。
さすがだ、鏡をエプロンのポケットに入れとくなんて…
普通しねぇよ。