アイドル彼女【続編】
「ごめん。俺がバカだった。」
「な、なによその言い方ぁ!!」
「ごめんごめん。あ!そうだ!明日久々に…デートでもする?」
静香の耳元で優しく囁くと静香は、何か思い出したかのように「あ!!」と声を出した。
「明日は、今日の埋め合わせで、代わってくれた友達のかわりにシフト入ることになったから…無理!!」
友達の言葉に
ふと、頭の中に浮かぶ陽助というあの男。
俺は、ちょっと口を尖らせて言った。
「また、陽助っつうヤツかよ…」
「何何?ヤキモチですか??」
呑気にニヤける静香に苛立ちながら俺は、無理矢理笑って
「そうだよ。悪い?」
と、ムキになった。
「そうだよって…ハッキリ言うなし。。」
ブツブツ呟く静香を無視して俺は、マネージャーのところへ向かった。