アイドル彼女【続編】
Wデート
―次の日―
―裕也―
男の事情をまったく理解していない
ヤツが、俺の目の前に現れた。
「よ!浮気男!!」
そう口にしたのは、
勿論静香。
「はぁ?俺が浮気男!?」
「浮気男でしょッ?千和に聞いたよ!」
バシッと、俺の肩を叩いてニヤつく静香に俺は
しかいしに静香の頭を叩いた。
バシッ
「イッたぁー!!ひどい!!ひどいひどいひどい!!」
俺の肩をまたポカポカ叩いて静香は、俺を睨んだ。
「そんなことしたって痛くねぇよ。ボケッ」
「煩い!アンタって本当に最低ッ!!千和泣いてたんだから!」
静香の最後の言葉に反応して休憩室のドアノブに手をかけてそのまま動きをストップさせた。