アイドル彼女【続編】




ダァンッ


「……っ!!」


いい加減腹が立って裕也をロッカーに叩きつけた。


「…なにすんだよっ!」


俺を睨みつける裕也の胸ぐらを掴んで言った。


「お前何が言いたいんだよ!?そんなのお前は言うようなヤツなわけない…」


「知らねぇよ。そんなこと。。あ、そういやぁ…お前この前可愛い女の子にキスされてたよな?」


不意にニヤついた裕也に鳥肌が立った。


「おま、なんで…」


「見ちゃった。つか、道端でそんなことしてる方がいけないんじゃん?」


裕也は、天井を見上げて続けた。


「だいたい、静香っていう好きな人がいながら静香の友達に好まれるなんて…フッ…バカらしくて笑っちゃうよ。」


えっ……?


いま、


今なんて??




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