ラブ♡プレゼント
「返事は?」

「………陸にぃの意地悪~」


いいに決まってんじゃん!


「言葉にしてくんないとわかんないんだよ俺」

「陸にぃの馬鹿ぁ~絶対嘘だっ!」


わかってるくせに。


「……っ…いいにきまってんじゃん~」

「ははっごめんわかってた」

「やっぱ嘘じゃんかぁ~」

「好きな子はいじめたくなる性格なんだよ




あっ、

そうだ」


陸にぃはなにかを思い出したようで、

自分のカバンに手を潜らせてなにかを探している。


「これこれ♪」


陸にぃはそう呟いてこっちを向くと、

自分の手にある箱のラッピングを取り始めた。


そしてラッピングをはずし終わると陸にぃはこういったんだ。
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