ラブ♡プレゼント
私は学校の中で一番陸にぃと親しい女の子なわけだしさ…(多分)

県外の高校行く理由くらい教えてくれたっていいと思う……。


「陸にぃのけ――――ちっ!!」

「い゛っ!!」


私は陸にぃのお尻をおもいっきし右足で蹴り飛ばした。

私の予想通り陸にぃは痛そうな悲鳴をあげ、

膝を曲げてお尻をすりすりこすり始めた。


「まじいてぇよ…

お前女なのに力強すぎだっつうの」

「ふんっ!!」

私は鼻を鳴らしてそっぽを向く。

「陸にぃ女を馬鹿にしないでよねっ!!」


ていうか馬鹿にしちゃいけない!

私だって、

けっこう力だってあるんだから!



まぁ…

そりゃぁさ、

男の陸にぃよりはないけど………。
< 3 / 20 >

この作品をシェア

pagetop