ラブ♡プレゼント
そんな感じに私がムスッとしてると、

陸にぃが私の頭をポンポンと優しく叩いてきた。


「いいんだよ、

女は強くなくってさ………



紗由なんのために男がいるかしらないだろ?」


こうやっていきなり優しくなるの……

反則だよ…。


「しっ知らないよ!!

そんなこと、考えたこともないし!」

「それはなぁ~

女守るためだよ。


だから女は強くなくていい……

守ってもらうからね」

「………」


陸にぃ……。

そんなこと言うんだったら陸にぃが私を守ってよ。


私が死ぬまで…

永久に―――・・・。
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