ラブ♡プレゼント
「―――ゆ!さゆ!紗由!」

「………ん…」


ここどこ?

なんか微かに陸にぃの私を呼ぶ声がする。

でも陸にぃの姿は見当たらない。


「り…く……」

「紗由っ!大丈夫か?!」


私はゆっくり目を開ける。


あっ……

陸にぃいた…。


「陸にぃ……ここ…どこ?」

「保健室だよ、

紗由お前貧血で倒れたんだぞ?

ちゃんと寝てるのかよ」


寝てる?


確かにそう質問されると、

あんまり最近きちんとした睡眠はとってない気がする。
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